山奥の秘境をめざして|トドスサントスクチュマタン(前編)【グアテマラ旅行記18】
2013年、日本ならGW真っ盛りな5月はじめの週末、旅の中でさらに小さな旅をしてきた。
もともとこのTodos Santos Cuchumatán(トドス・サントス・クチュマタン)には興味があり、地球の歩き方で見てからずっと行きたいなぁと思っていたのだけど、なにせけっこう遠いので、まぁ行けないかな。と、半分あきらめていた。
が、スペイン語学校で一緒のナオミさんというお友達に話してみたら、二人で行ってみようということに!
遠いし、かつて日本人が殺された事件があった村だったりと、ちょっと不安もあったので、同行者がいるのは心強い限り。ちなみにナオミさんは私が体調を思いっきり崩したとき、わざわざホームステイ先にお見舞いに来てくれた優しい人。そこからこの話が生まれたのだ。
ウエウエテナンゴの危険な夜
金曜日午前中の授業が終わってからシェラを発ち、チキンバスで中継地点へ向かう。
この日はHuehuetenango(ウエウエテナンゴ)で一泊。どんな名前だよ、というのはさておき。ウエウエテナンゴの街はウエウエテナンゴ県という大きな県の県都なのだ。そしてトドスサントスはウエウエテナンゴ県に属する(噛みそう)。
ダブル(日本でいう、ツイン)で一人55ケツァール(約700円)の部屋にチェックイン。Hotel Sinai(オテル・シナイ)という変わった名前の、でもとても清潔でいい感じの宿だった。

ホテル近くがすぐバスターミナルで、雑然としている。
晩ご飯を食べに街へ繰り出した帰り道、ホテルへ帰るバスを探すも、気配ナシ。時刻は21時ごろ。
近くにいた人に聞くと、
「もうバスはない。歩く?遠いし危険。タクシーを拾ったほうがいいよ」
と言われ、そのときは歩いたら15分と言っていた(と思う)ので歩いたんだけど、なにせ真っ暗で道がよくわからず、もう一度近くのお店のおっちゃんに聞く。
すると、
「歩くなんてめちゃめちゃ遠いし危険。タクシーも危険だよ!」
と、とにかく「perigroso(ペリグロッソ=危険)」と連発され…どうしよう。と困っていたらおっちゃんが
「しょうがない、オレの車で送ってあげるよ」
って、なんと!ホテルの目の前まで送ってくれたのだ。お子様も一緒に!
車の中から見る街は確かに真っ暗でペリグロッソな感じ…。
しかも、お金を払おうとしたら、いや、いいよ。と。
紳士!!
彼の名前はAlex。本当に本当に助かりました。
Muchas Gracias!!!
グアテマラはタクシーすらも危険な国なので、こういう人の優しさは本当に身に沁みる。みなさん、気をつけて。
バスでトドスへ向かう
翌朝。バスが何時に出るかいろんな人に聞いてもはっきりわからないので、8時ぐらいにバスターミナルに行ってみると、どうやら10時20分にトドス行きのバスがあるようだ。25ケツァール(約300円)。歩き方にはQ15って書いてあったのにな〜。値上がりしたのか。
それから、メルカド(市場)に入って朝食。ウエウエテナンゴは、中心部は発展しているけれどターミナルはけっこう雑然としている。メルカドもちょっと暗い雰囲気。でも、朝ごはんに食べたスープはとっても美味しかった。

ちょっと、どころじゃなく暗いですね。

それからウエウエの街をブラブラしてみた。


野菜の盛られ方が激しめなのはグアテマラもメキシコも同じだった。
定刻、バスは出発。珍しく座席も指定されているバスだった。
トドスサントスへの道は山道で、途中から舗装されてなくて云々…と、どこかで読んだ。確かに最後は舗装されてなかったけれど、ほぼ舗装道路を走っていたし、あまり気にならなかった。周りはかなりの山々で、絶景!

グアテマラに来て以来、窓から眺める景色が新鮮。私は田舎というものをあまり知らないので、連なる山々や家畜のいる風景が、なんだか現実のものとは思えない。
バスで2時間半くらい。トドスへ到着!

来たよ来たよ、本当に噂通りだ!何が噂通りかって?…後半へつづきます。
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(May 6, 2013)